「かまとくるみ」の玄関をくぐると、
明治十八年創業
服部工業の伝統技術である
大釜が展示されています。
服部工業株式会社の歴史
「かまとくるみ」の名前の由来にもなっている、釜とは服部工業で代々製造されてきた釜のことをさします。その歴史の始まりは今からおよそ百三十年前の1885年に遡ります。
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1885(明治18年)
初代社長服部太郎吉が岡崎藩の御用鋳物師であった安藤家の世業を継承して鋳物業を営む。
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1909(明治42年)
東海道岡崎駅近くの現在地に鋳物工場を新設。
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1919(大正8年)
服部鋳造株式会社を設立・財団法人服部公益財団設立。
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1945(昭和20年)
従来の鋳造業を専業として、業務用醸造大釜、家庭用鍋釜、蒸気三重釜、一般 機械部品の鋳造を拡充。
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1953(昭和28年)
ガス回転釜・ガス器具・ガス自動炊飯機等の新製品を開発。
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1990(平成2年)
株式会社アーテック設立。
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2006(平成18年)
(財)服部公益財団暮らしの学校設立。
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2007(平成19年)
「涼しいガス厨房機器」(財)日本ガス協会技術大賞受賞・羽根町小豆坂へ製品工場を移転。暮らしの杜での事業展開をスタート。
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2011(平成23年)
クックチルシステムを利用し、お客様の立場から問題解決する拠点の「岡崎クックチルセンター」がオープン。
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2020(令和2年)
日本ガス協会低輻射高効率スーパーケトルの開発にて技術賞受賞。
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2022(令和4年)
くつろぎ処「かまとくるみ」オープン。
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2021(令和3年)
配食数増加により「岡崎クックチルセンター」増築。
「かまとくるみ 」の資料館
「かまとくるみ」は、服部工業の歴史と共に大切に保存されてきた“蔵”をそのまま改修して使用している建物です。いらした際はぜひ、貴重な展示品の数々もどうぞご覧下さい。